だれでもできる発達性協調運動障害(DCD)のある
子どもたちの評価とアプローチ

だれでもできる発達性協調運動障害(DCD)の
ある子どもたちの評価とアプローチ

このホームページ(HP)では、セラピストだけでなく、学校や幼稚園の先生、保育士の方、児童発達支援センターや放課後デイサービスのスタッフの方など、だれでもできる発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder: DCD)のある子どもたちの評価とアプローチを紹介しています。このHPは、科学研究費助成事業を使用して実施中の研究の成果を広く国民に還元するために作成されました。

科学研究費助成事業(2019-2022)

研究種目名:挑戦的研究(萌芽)
課題番号:19K21800
研究課題名:教育・保育・福祉関係者が使える発達性協調運動障害評価と日常生活介入の開発と普及
研究代表者:大阪保健医療大学 教授 藪中良彦

科研費
大阪保健医療大学 教授 藪中良彦

発達性協調運動障害について

発達性協調運動障害について

発達性協調運動障害(DCD)は、
発達障害の1つでその特徴は、
①同じ歳の子どもたちと比べて協調運動技能が明らかに劣っている、
②不器用(例えば、物を落とす、壁にぶつかるなど)でその不器用さが日常生活・学業・友達関係などがうまくいかない原因になっている、
③運動(例えば、物をつかむ、ハサミや箸を使う、字を書く、自転車に乗る、スポーツに参加するなど)が不正確でゆっくりとしか行えない、
④その症状が幼い頃から認められる、です。

協調運動障害評価目録の紹介

協調運動障害評価目録の紹介

協調運動障害の評価は、
①子どもに共感するため、
②それぞれの子どもが協調運動が上手に行えない原因を見つけるため、
③「やればできる」という気持ちを育てるために行います。
評価の方法は、次に紹介する「協調性運動障害評価目録」を使用して評価を行います。この目録には、協調運動障害の原因として考えられる評価項目が網羅的に収集されています。

協調運動障害へのアプローチ例

協調運動障害へのアプローチ例

協調運動障害へのアプローチは、「協調運動障害評価目録」を使って「協調運動に必要な要素」の評価を行い、不十分な要素を改善するためのアプローチを行うことで、協調運動障害の改善を目指します。

会員登録について

協調運動障害評価目録のダウンロードおよび各評価項目の実施方法に関する動画の視聴を希望される方は、会員登録をお願いします。なおご登録いただいた情報は、協調運動障害評価目録に関する情報送付およびアンケート調査へのご協力依頼以外に使用することはなく、個人情報漏洩がないように厳重に管理を行います。

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